脱ゆとり!「アクティブ・ラーニング」で自ら考え行動する力を育成!

企業研修で注目の暗闇体験とはColumn

全世界から注目を浴びる「暗闇体験」とは

全世界から注目を浴びる「暗闇体験」とは

暗闇体験とは、読んで字のごとく「暗闇を体験する」研修プログラムです。
完全に光が入らない真っ暗な空間に入った参加者は、視覚障碍者のアテンドを受けながら暗闇世界を探検するのです。
この企業研修プログラムは、ダイアログ・イン・ザ・ダークという名称で世界的に知られており、世界のリーダーたちが集う世界経済フォーラムでも開催されました。
一見、暗闇をただ歩くだけのワークショップなので、企業研修として成立するのか、疑問に思う人も多いことでしょう。
しかし、従来型の日本の企業研修が通用しなくなりつつある今、暗闇体験はイノベーション(革新)力を劇的に高める画期的な企業研修だと評判を呼んでいます。
普段の生活において、五感から得られる情報の8割は視覚が占めるといいます。
それほど重要な視覚を完全に遮断されると、普段はあまり使用していない他の感覚が必然的に研ぎ澄まされます。
視覚だけではわからないことを、全身を通じて感じ取る経験をすると、新しいことを始めるときに画一的な視点ではなく多角的な視点から物事をとらえることができるようになります。
座学による企業研修では、どんなに説明しても固定概念を覆すことは難しいものですが、暗闇体験という未知の世界に身を投じることで、全く新しい思考回路が形成されるのです。

より良いチームを作るための暗闇体験

より良いチームを作るための暗闇体験

暗闇体験の目的には、イノベーション力を高めるとともに、チーム力を高める狙いも含まれています。
日本では「飲みにケーション」という言葉があるように、上司が部下を引き連れて酒の席で本音を語り合う文化を良しとしてきましたが、気の合わない者同士が一緒に飲んでも関係は悪化するだけです。
企業にとって上司と部下に必要なのは友達のような関係ではなく、仕事を円滑に進められるコミュニケーションの下地が築かれている関係です。
暗闇体験は、アテンドから出されるミッションを一緒にクリアしていきますが、暗闇という特殊な環境においては、お互いが助け合わなければ先に進むことができません。
そのため、最初は相手の顔色を気にして発言ができなかったような関係でも、視覚が遮断された環境下では、誰もが踏み込んだ会話を交わすことができるようになるのです。